花巻市に陶芸体験が気軽にできる工房があるのを知っていますか?
『陶芸』といっても、堅苦しいものではありません。
工房のご主人夫妻は、「あそび場として、お客さまを『一緒に陶芸を楽しむ仲間』として迎えたい」と考えています。
見学だけでももちろんOKだそうです。
今回、私のインスタグラムでのコラボ企画で花巻・北上周辺のグルメ情報を発信しているミケネコさん(@mike.neko_gourmet)と共に、陶芸体験をしてきました。
ウサジ工房
工房の様子
宮沢賢治童話村すぐ近く。『山小屋カフェ kurakake』さんと同じ敷地内に工房と陶器の直売所を構えています。
予約をしていたので、WELCOMEボードでお出迎えしていただきました😍
『ウサジ工房』予約はこちら作成メニューは3種類。
・1個だけ作る手びねりコース 2800円
・複数個作る手びねりコース 3800円
・電動ろくろコース 4800円
今回は初めてなのでお試しにと『1個だけ作る手びねりコース』をお願いしました。
「どんなものを作りたいか考えてきていますか?」と聞かれ、あまり浮かんでいなかったので隣にある直売所で今回のメニューで作れるもののお話を聞きました。
こちらが直売所。
直売所にはご主人夫妻が作成したお皿やカップなどがたくさん並んでいます。
今回の手びねりコースでは、はにわのような人形や平たいお皿を作ることができるとのことだったので、私はカットケーキを乗せられるお皿、ミケネコさんははにわを作ることにしました😊
体験スタート!
工房に戻り、粘土を選びます。
粘土は2種類。作成したい色により、使う粘土の種類が変わるそうです。
私は黒っぽい粘土、ミケネコさんは茶色っぽい粘土を選びました。
今回のコースでは大体600gの粘土を使用。
その粘土を均等な厚さに、作る作品サイズに合わせて伸ばしていきます。
私は、お皿に柄を入れるかどうかを聞かれたので入れてみることに。
このような柄の布を押し当てました。
他にも様々な布が用意されているので、好みの柄を選んでくださいね😀
粘土を均等に伸ばしたら、型紙に合わせて粘土をカットしていきます。
焼き上がりは3cmくらい縮むようなので、作りたいサイズより一回りくらい大きい型紙を用意してもらいました。
そのあとは裏返し、型に合わせて少し丸みをつけ、裏にサインを入れていきます。
サインを入れて、私の作品はひとまず完成。
このままで数週間乾かしていくそうです。
ミケネコさんのはにわ作りの様子も少しだけ。
はにわも土台に粘土を巻き付け、手や鼻、帽子などの飾りをつけ、最後に目と口をつけてこちらも乾かしていきます。
乾かした後は『釉薬』といわれる色付けの薬をつけていきます。
遠方のお客さまはこの日に釉薬を選んで、あとでご主人がつけるようですが、再度来店可能な方は後日連絡が来るので、スケジュールを調整してその日に釉薬を自分でつけることもできるとのことです。
釉薬が乾けばいよいよ焼きとなるようです。
『ウサジ工房』予約はこちら完成までには約2か月ほどかかる
奥にある銀色の箱型のものが焼き窯です。
その中に数百個分の作品を並べて焼くことができるそう。
この焼きが1番ご主人さん達も神経を使う作業。ご主人たちもピリピリムードが漂うんだそうです。
お客様の作品もあるので、割らないよう丁寧に並べないといけないんです。
よく見ると窯の上には、工房の守り神となっているはにわが鎮座しています。
大きな地震が何度か来ていて、作品が落ちてもしょうがないような揺れがあっても、はにわが1体壊れただけで済んだんだとか。
はにわパワー恐るべし!
焼き窯で数時間しっかり熱を通していきます。
窯はガス窯で、なんと1回の焼きで家庭のガス約1ヶ月分を使用とのこと😲
熱も凄まじいので、夏場の焼きは特にとても大変だそうです。
大変な手間をかけて作品が完成するまでには約2か月。
完成した作品を初めて手にする時、緊張しそうです。
まとめ
今回は、陶芸体験を気軽にできる『ウサジ工房』さんを紹介しました。
美術の成績があまり良くなかった私ですが、ご主人さんたちの手厚いサポートのおかげで素敵な作品ができあがりそうです😊
完成までに時間がかかるので、夏・冬休みの工作には難しいかもしれませんが、作る過程を自由研究として記録するのは良さそうです☆
旅の思い出にもピッタリ!
直売所だけでもお気軽に立ち寄ってみてくださいね😀
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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