岩手県の3代麺のひとつに数えられるわんこそば。
花巻市では毎年、わんこそば記念日である2月11日に『元祖わんこそば全日本大会』が開かれています。
過去には大食いの「魔女」と呼ばれた菅原初代さんも出場し優勝した事もあります。
今回はこちらの大会について紹介します。
元祖わんこそば全日本大会について
大会詳細について
開催日…毎年2月11日(わんこそば記念日)
2024年も開催決定!
会場…花巻市文化会館 大ホール
観覧入場料…無料
食士参加料…小学生の部→1組あたり1500円
団体の部…1組あたり6000円
個人の部…2000円
※食士募集への応募は終了しています。
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小学生の部(3人1組)・団体の部(3人1組)は1人3分間で食べた杯数の合計、個人の部は5分間で食べた杯数を競い合います。
食べ残しやこぼしてしまった場合は、その分の杯数が引かれたものが最終記録となります。
『横綱』は団体・個人の部に出場した食士の中から1番多く食べた人となります。
同杯数になった場合、異性の場合は女性が勝者、同性の場合は年齢が高い方が勝者となります。
最高杯数
第58回大会で記録された5分間で258杯。(横綱・井本英明さん)
わんこそば大会の歴史
始まりは、昭和32年12月、わんこそばを花巻名物として広めようという企画でした。 ただの大食い大会ではつまらないということから、趣向をこらし、 当時の農閑期の楽しみだった相撲になぞらえて行われています。 行司衣装を身にまとった「行司」が取り組みを仕切り、 食べる選手は「食士」、一番食べた方を「横綱」と呼んでいます。
一般社団法人花巻観光協会ホームページより引用
大食いの「魔女」と呼ばれた菅原初代さんも過去に出場
2023年に惜しまれつつ亡くなってしまった、大食いの「魔女」こと菅原初代さん。
第49回大会に出場し、5分間で225杯の記録で見事優勝しました。
わんこそばを多く食べるには?
①つゆを飲まない
そばが給仕される際、そばとともにつゆもお椀に入ってきます。
胃の容量は決まっておりますので、つゆまで飲んでしまうと、予想以上におなかがいっぱいになります。
「つゆ受け」なる、つゆをよける器も用意されておりますので、そちらを有効に活用することが杯数を伸ばすコツです。②背筋を正して噛まずに飲む
わんこそば大会の行司さんから「けけけ(食え食え食え)のめのめ」と掛け声があるように、そばを飲み込むことがポイントです。
一般社団法人花巻観光協会ホームページより引用
そばを噛むことでテンポが遅くなりますし、満腹中枢も反応することも考えられます。
また、そばが口に残っている状態で、次のそばを口に入れてしまうと、飲み込めなくなり、逆に時間がかかる原因となります。
大会の給仕は花巻市内の高校生が担当
この大会では花巻市内の高校に通う高校生が多く活躍します。
食べた杯数を数えるめくり係やそばをお椀に入れる給仕も高校生が担当。
給仕は、わんこそばを提供している花巻市内のそば屋さんの給仕担当の方が、高校生への事前指導を毎年行っています。
わんこそばを多く食べるコツを1つ上の見出しで書きましたが、給仕と食士の息も合わないと記録は生まれません。
個人プレーと思いきや、チームプレーなのです(◡ ω ◡)
まとめ
今回は元祖わんこそば全日本大会についての記事でした。
2023年に行われた大会を初めて観覧に行きましたが、個人の部となると食べる迫力に圧倒!感動さえしました( ;∀;)
大会観るも良し!参加してみるも良し!
いい思い出になると思うので、ぜひ足を運んでみてください(◍•ᴗ•◍)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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